スリィーーー・アーーーーーーーーーミーゴス

P5NEO2004-12-26


今日も映画を見てました(正確には昨日の深夜)。
サボテン・ブラザース」(1986年)という西部劇映画。

原題は”Three Amigos”   
踊る大捜査線」の3バカのモデルになった映画と言った方がいいかな。
本家の3バカはスティーヴ・マーティンチェビー・チェイス,マーチン・ショート。
3人の決めのポーズなんて最高にかっこよくて,最高に笑えちゃうんだよね。
あらすじはこんな感じです。

時代は1916年。映画会社をお払い箱になった映画「サボテン・ブラザース」シリーズの主役三人組に、ある日、メキシコからの出演依頼が舞い込む。三人は喜んで飛びつくが、実はそれは三人を本物のヒーローと思いこんだメキシコの村人たちからの村を苦しめる悪党退治の依頼だった…。   (はてなのキーワードより引用)

公開当時「プラトーン」との同時上映で,そっちを目当てに見に行ったら,
圧倒的にばかばかしい「サボ・ブラ」の方が気に入ってしまったんです。
ギャグ映画にはいろんなパターンがあるんだろうけど,この映画はおバカなスラップスティックコメディ。
クスって笑えるやつじゃなくて,とことんバカな主人公たちを笑い倒すもの。
そういう点では往年のドリフものに近いかな。
嫌いな人はクスリとも笑えないんだろうけど,私はこの手の映画は大好きなんだよなぁ。
この映画が好きな方とは男女を問わずお友達になれそう。特に女性は大歓迎です(笑)。


監督は「ブルース・ブラザース」で有名なジョン・ランディス
この人は「大逆転」みたいなまともなものも作るんだけど,この「サボテン・ブラザース」や
「ケンタッキー・フライド・ムービー」みたいなおバカな映画の方が上手ですね。


音楽担当は今年亡くなったエルマー・バーンスタインランディ・ニューマン
こんなおバカな映画にエルマー・バーンスタインという巨匠をもってくるところがまたいいんだよなぁ。
3人のテーマ曲があるんだけど,とってもチャーミングな曲でつい一緒に歌っちゃいます。
3人が酒場で歌うミュージカル調の曲も魅力的だし。
ランディ・ニューマンは映画に登場しているという予備知識があったので,
メガネ姿の男を探していたんだけど発見出来ず。
エンドロールのクレジットを見ていたらわかりました。
なるほど,あの役だったんですね。


それにしても,配給会社はなんでよりによって「プラトーン」なんかと同時上映にしたんでしょうね。
鯛のお刺身とうまい棒(しかもサラミ味)が食卓に並んでいるみたい。どっちも好きだけどね。