男アロンゾ,どこへ行く

P5NEO2006-06-22



やったね。アロンゾ!
ウェイドのプレイはMVPにふさわしいものだったけど,
私にしてみれば,やっぱりこの男。
シャーロット時代から大好きだったのです。


NBAのプレイオフの魅力を教えてくれたのがこの男。
'92−'93シーズンのプレイオフ1stラウンド。
当時,アロンゾ・モーニングはシャーロット・ホーネッツの新人。
対戦相手は古豪のボストン・セルティックス
ラリー・バードは引退したとはいえ,ケヴィン・マクヘイルロバート・パリッシュもいた頃です。
黄昏を迎えていたとはいえ,そんな名門チームにプレイオフ初出場のチームが挑んでいたのですよ。

当時,新人のアロンゾ・モーニングが残り1秒からラストショットを決めて
ボストンとケビン・マクヘイルの息の根を止めたのです(マクヘイルはこの年に引退)。



ところで,このファイナル第6戦。
14分しか出ていないのに5ブロックですよ。
まさに鬼神のようなディフェンスの鬼。
これぞ漢!
マヴスのジェイソン・テリーがシュートしようとしたところを
どこからか走ってきたアロンゾがブロックしたところなんて度肝を抜かれましたよ。
あのあたりまではゲームも一進一退だったのですが,
あのアロンゾの5ブロックがマヴスの息の根を止めたはず。
アロンゾのブロックがあるためか,インサイドに攻め込めないマヴスは
ノヴィツキーが苦しい体勢でジャンプシュートを打つのみ。
それらのシュートがことごとく外れて,優勝はマイアミに転がり込んだというわけです。


すでに36歳のモーニング。
念願のリングを手に入れて,パーッと引退というのもいいでしょう。