瞳は君ゆえに / フラミンゴス

P5NEO2005-10-02

来るべきNBAシーズンのためにスカパーを導入いたしました。2週間の仮契約期間はすべてのチャンネルを視聴できるので、ザッピング。映画専門チャンネルで見ちゃったのが恋愛適齢期(2003)。ネタバレの部分がありますからご注意を。


あらすじはこんな感じ。

ハリーは未だに30歳以下の女性としか付き合ったことがないと豪語する63歳の独身プレイボーイ。ある時、彼は若い女性マリンと海辺に建つ彼女の母親の別荘で甘い週末を過ごしていた。だが、そこへマリンの母エリカもやって来る。エリカは人気劇作家でバツイチの54歳。自分よりも年上の男と付き合う娘に面食らいながらも、当人同士の問題と口出ししないことに。そんな時、突然ハリーが心臓発作で倒れてしまう。大事には至らなかったものの、しばらくは安静にする必要があるとのこと。エリカは仕方なくハリーの健康が戻るまで看病することにしたのだが…。
(all cinema on lineのあらすじより)

ハリーを演じているのはジャック・ニコルソン、エリカはダイアン・キートン、エリカの劇の大ファンでエリカに求愛するジュリアンにキアヌ・リーブスといったラインナップ。エリカの妹の役にフランシス・マクドーマンド(「ファーゴ」)が出ている。


同じジャック・ニコルソン恋物語「恋愛小説家」と比べるのは酷というモノか・・・。
簡単に予想されることだと思うけど、ハリウッドらしいハッピーエンド(ダイアン・キートンに悲しい結末は似合わないですよね)。この手のラブ・コメはストーリーが都合良すぎるとか云々するのは野暮というもの。それよりは熟年の二人の恋愛模様を楽しむことが出来るかで映画の評価はかわるでしょう。そう言う意味では年齢層を選ぶ映画。実際の映画館もおそらく、ダイアン・キートンとほぼ同じ年齢の女性が多かったのかも?


ジャック・ニコルソンのケツは汚かったけど(それを出しちゃうのがジャック)、ダイアン・キートン(撮影当時57歳)がホントに魅力的で、あれだったら私もストライク・ゾーン(笑)。なんと一瞬だがヌードも披露しているだが、スタイルがいいのでドキッとしてしまった。

で、キアヌ・リーブスの役どころは? 
別にキアヌじゃなくてもいいような役で、そういう薄味のキャラクターが似合ってしまうところが、(サングラスなしの)キアヌらしいといえばらしいかも?


  • エリカとハリーが初めてベッドを共にするとき。避妊をしようとするハリーに、エリカが「もう必要ないの」というシーン
  • ハリーがエリカに「夏なのにいつもハイネックを着ているんだね」というシーン
  • そのハイネックを脱がすときにはさみで切っちゃうシーン・・・・・etc.

こういった細かいエピソードの積み重ねが面白かったですね。

ちなみにダイアン・キートンは本作でゴールデン・グローブの主演女優賞を受賞している。